旅立ち編

ニュージーランド、タウランガ

緑と潤いの島

オークランド空港に着いたのは深夜。到着ロビーでは、夜遅くまで到着便を待つ人々でざわざわとしている。そんな中、私たちは荷物を台車に載せ、ロビーにある椅子で夜が明けるのを待つことにした。ニュージーランドでの宿は、到着翌日からという日程で予約をしていたからだ。

二十人程の人々が空港で家族らしき人々を出迎えている。その中にはニュージーランドの先住民族であるマオリの人々がちらほらと見られる。空港にはマクドナルドがあるが深夜のため開いていない。

無料のインターネットパソコンが2台置いてある。暇つぶしにメールをチェックしようとしたが、マウスが壊れていた。そのためカーソルが思うように動かない。こんな時は落ち着いてキーボードのTabと矢印とEnterキーのみで操作をするに限る。悪戦苦闘すること10分。なんとかこの状況を切り抜けメールチェックを成功させた。

明け方、タウランガまでの空港タクシーを手配し、予約していた宿に向かう。とても綺麗に整備された道路を車は快適に走る。あっという間に首都のオークランドを抜けた。するとドライバーのノエルは、私たちにこう言った。「ようこそニュージーランドへ、ここからが本当のニュージーランドだ。」

道路脇の原っぱには、羊たちが群れをなしている。約400万の人口に対して、10倍以上いると言われている羊や牛などの牧畜。昨夜から降り続いている雨で、山や谷には白い靄がかかっている。

ニュージーランドの気候は、一日の中に四季があると言われるほど一日の温度差が激しいと聞く。その言葉どおりなのか朝はとても冷えこみ寒い。とても寒いのだが、水気を帯びた空気はとても心地良い。ここはオーストラリアではない。緑と潤いの島だ。

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ホラティウス

最終更新日 : 2007-07-13サイトマップ連絡先 | © 2006 Travel Around the World in 18 Months.