旅立ち編

ニュージーランド、タウランガ

再びドルフィンスイムへ

ベイオブプレンティはタウランガにある港で、その名前は、キャプテンクックが航海用の食料を調達したときに、その豊穣な大地にちなんでつけられたとのこと。ここはドルフィンスイムが出来ることで有名な場所だ。

迎えの車に乗り込み桟橋に到着。船の名前は「放浪者」という意味を持つ「バガボンド」だ。船の中では既に他の乗客が私たちを待っていた。

船はゆっくりと港を出て、外洋へと向かう。海の色は重たい鉛のような色。雲が多いが、時折晴れ間が広がる空。海特有の強い風が吹いている。

この船は二つの船の間に船室が設けられているタイプ。前側には網が張られていてシーカヤック二艘が装備されており、最後部には海へ入るためのステップが取り付けられている。船室内にはトイレやくつろげる場所もあり、すぐ前にある操舵室につながっている。

海を走ること約一時間、まだイルカには遭遇していない。それにしても寒い。こんな気温でイルカは現れるのか?祈るような気持ちで海を見続けた。

ここまで来てまた前回のようにイルカに会えないのは嫌だ。しかし、こんなに寒いのに海に入るのもためらってしまう。

二時間が経過。今だイルカの陰はなし。船長からはシーカヤックをしようとの提案があったが、あまりにも寒いので丁重にお断り申し上げる。案の定、シーカヤックを楽しんだ人は、歯をガチガチさせながら寒さに震えていた。

尚もバガボンドはイルカを求めて進むが、1時間後、結局イルカを見つけることはできず港まで戻ることになった。こうしてオーストラリアに続き、ニュージーランドでもドルフィンスイムは失敗に終わった。残念だ。

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ホラティウス

最終更新日 : 2007-07-13サイトマップ連絡先 | © 2006 Travel Around the World in 18 Months.