チリ、イースター島
宿に帰ってピーターに感謝の意をお伝えし、宿の犬達に手荒い歓迎を受けてから私達は、太陽が傾きかけた頃タハイに向けて歩き出した。
タハイには、夕焼けショーを見ようとする観光客が集まっていた。集まっていたと言っても、広い敷地に20人程度。こういう感覚が本土と島ではまるっきり違うことは島の特徴と言えるだろう。さおさんはすぐに見つけることができ、一緒にキャンプサイトに泊まっているという日本人の友達を含め4人でお話をしながら夕焼けショーを見ることにした。
こういう軽いノリですぐに打ち解けた後に会話が続けられるのは、全員日本語が完全に通じるという状況があるからであろう。言葉に不自由することなく話せる状況はそれだけで有り難く、他愛もない話から南米の貴重な情報まで聞くことができた。そしてお互い夕焼けの写真をたっぷり撮った後、お別れを言い電灯もない夜道を別々の方向へ歩きだした。
宿に帰るとやっぱり犬達の歓迎を受けることになる。大きくて悠然と落ち着いている狼のようなロボ、シェパードでお転婆さんのカキ、小さくて愛嬌のあるペティの三匹。宿に帰るとまずカキの手荒い歓迎に始まり、続いてリーダー的存在のロボが脇の間にノソリと入ってくる。ペティは先の二匹が遊び飽きた後、小さく尻尾を振りながらゆっくり傍に寄ってくる。
そうして三匹と遊び終えると私達の一日はゆっくりと終わっていく。
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