アルゼンチン、メンドーサ
宿のお兄さん(ゴージャスとも烈男とも違う人)にお勧めしてもらったバス会社でアルゼンチン第二の町コルドバへ旅立った。今回もセミカマクラスだが、夕方出発の夜行バス。コルドバには朝着というバスだ。
今回のバスがは走り出してしばらくすると、添乗員のお兄さんが小さな紙を配り出した。そしてお兄さんはマイクを持ち出しおもむろにこうしゃべりはじめた。
「乗客のみなさん今日は当社アンデスマー社のバスに乗っていただいてありがとう。これからビンゴを始めるので当たった人は手を挙げてこう答えてね。ビンゴデマー!」(本当はスペイン語で意味はわからなかったが、多分こんな感じだったろう)
そしてそのまま心の準備もできないまま、あっと言う間にビンゴに突入、添乗員のお兄さんはスペイン語で数字を次々に読み上げる。他の乗客が「英語で話して!」という悲痛な叫びの声が上がるが、添乗員のお兄さんは無視。私達もスペイン語の数字にまるでついていけず、いきなりの大ピンチ!
そんな私達に助け舟を出してくれたのは、隣りに座っていたお兄さん。自分の分と私達の分、合せて三つのビンゴを行う姿は鬼気迫るものがあった。次々と読み上げられる数字を正確に聞き分けて穴をあける場所を的確に指示してくれる。そんなスリリングな時間が五分ほど続いた後、私達は商品を得ることなくビンゴは終了した。
はぁ…疲れた。ありがとうお兄さん。あなたの親切は忘れないよ。しかし、ツアーでもないただのバスでのビンゴにはびっくり。しかしその後は特に面白いこともなく、配られた軽食を食べ、快適なシートで眠るとあっと言う間にコルドバに到着した。
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