人と大地の躍動編

ブラジル、サンパウロ

夜の9時頃集合

サンパウロのリベルダージ地区には、日本人だけが泊まれる日本人宿というものがある。最近、外国人としか会うことのない生活から少し違った環境に身をおきたいという気持ちと、リベルダージ地区の東洋人街でしばしのお里帰りをしたい気持ちが相まって、ペンション荒木という日本人宿に泊まることにした。この宿、バックパッカーの間ではとても有名な日本人宿とのことだ。

ペンション荒木は新館と本館に分かれているのだが、キッチンや情報ノート、そしてテレビや本があるのは新館だけだ。なので、自炊をする人や情報を仕入れようとする人、そしてテレビや本を見ながらくつろごう人達は、みんな新館に集まることになる。そして、何故か人が集まってくると酒盛りが始まるのだ。

ペンション荒木には、普通の短期旅行者だけでなくサンパウロで働いている人や、住んでいる人もいる。それぞれ目的が違う人達が行き交い、色んな人が集まる場所だ。そんな人達が集まってくるところにお酒はつきものなのだろう。そして、なんといってもブラジルではカシャーサが安い。750mlで約180円という安さだ。このお酒は、さとうきびからつくられていてアルコール度数はかなり高い。そして、このお酒を使ったご当地カクテル、カイピリーニャをみんなで作って飲むことが日課になっていた。

じゃあ、今日は夜の9時頃集合ね。そんな会話をお昼頃に交わして、夜10時頃新館に集合。そして誰ともなくカイピリーニャを作り始め、飲んで語って笑っての大騒ぎ、深夜3時頃には、みんなへとへとになって自分のベッドに戻る。そんな生活をだらだらと何日も続けていった。

← ひとつ前に戻る

2/65

次のページを読む →

真実は小説より奇なり。

マーク・トウェイン

最終更新日 : 2007-08-04サイトマップ連絡先 | © 2006 Travel Around the World in 18 Months.