人と大地の躍動編

ブラジル、サンパウロ

ドグラスとの再会

サンパウロに到着して数日後、ブエノスアイレスでお世話になったドグラスとクリスティーナにサンパウロに到着できたことを連絡した。クリスティーナは仕事の関係でアメリカへ行っているので会えないのだが、ドグラスは、忙しい仕事の合間を見つけて会いに来てくれるという。なんて優しい人なんだ。でもよく考えてみたら、ドグラスは英語が話せない。英語とポルトガル語が話せるクリスティーナはアメリカへ行っているので当然会うことはできない。そんなドグラスと会って話ができるのだろうか。

なんとかドグラスと直接電話で話をし、ドグラスの仕事が早く終わる日曜日に会うことにした。それにしてもドグラスは意外と英語が話せることに多少驚いた。これなら話ができそうだ。当日、彼は車で1時間半もかけて私達に会いに来てくれた。

近くのラーメン屋でしょうゆラーメンを食べながら再会を喜び、色々な話をした。おやおや、ドグラス英語話せるじゃん。流暢ではない英語なので私には余計にわかりやすく、時々単語を間違えたりするものの全然通じるではないか。人間やればできるものだということを意外なところで実感しながらドグラスと話をした。しかし、細かい内容の話になるとやっぱりお互い通じにくいところがある。そんなジレンマにドグラスは(どうみても日本語が話せそうにない)ブラジル人の店員に、日本語でどういえばいいのかを大げさに聞いていたりしてやっぱり大騒ぎ。そんな楽しい時間をしばらく過ごしたのだが、あっと言う間にドグラスが帰らなければいけない時間になってしまった。

別れ際、彼は私達にポルトガル語でメッセージを書き残して帰っていった。そのメッセージはまだ翻訳できていないのだが、そんなドグラスとクリスティーナとはまた会える日が来るような気がした。

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真実は小説より奇なり。

マーク・トウェイン

最終更新日 : 2007-08-04サイトマップ連絡先 | © 2006 Travel Around the World in 18 Months.