人と大地の躍動編

ブラジル、サンパウロ

ちかとてか

ペンション荒木には小さな子猫が二匹いた。名前は「ちか」と「てか」だ。二匹とも女の子で双子なのだが、性格はまるで違う。

子猫達は、お散歩が好きで塀を乗り越えてどこかへ遊びに行ってしまう。そんな子猫達が心配な宿のおばちゃんは塀の周りに猫が通り抜けられないような網をつけた。ところが子猫達はそんなおばちゃんの心配をよそに網をくぐり抜けて遊びに出かけて行く。

「黒いてか、白いのちか」と説明してくれたおばちゃん。その通り黒っぽいバットマン猫は「てか」で、とっても臆病なのだが、紙のボールを渡すと一心不乱に遊ぶ活発な一面も持っている。白っぽい牛猫が「ちか」で、いつも私達の部屋に遊びに来ては一緒に昼寝をしたり、遊んだりした。そして、夜になると子猫達はおばちゃんと一緒に過ごす。

動物が大好きな私達にとって、この子猫達と一緒に過ごせることが、この宿に泊まっている楽しみになった。

← ひとつ前に戻る

9/65

次のページを読む →

真実は小説より奇なり。

マーク・トウェイン

最終更新日 : 2007-08-04サイトマップ連絡先 | © 2006 Travel Around the World in 18 Months.