人と大地の躍動編

ブラジル、アマゾン

ジャングル探検

ホテルのすぐ裏側はジャングルだ。早朝に降った雨は止んで晴天に恵まれたその日、ジャングル探検に出かけることになった。

長袖長ズボンの服装に、虫除けスプレーで万全の虫除け対策。ホテルの裏に作られた散策道に入る。するとすぐに大きな蝶々が現われた。太陽の光を反射するメタリックブルーの羽を持つモルフォ蝶だ。優雅に舞う姿に見惚れながら、ジャングルの奥に進んで行くと、そこには多くの薬草や薬になる樹液を持った木がある。血を止める樹液や撥水効果のある樹液、頭痛に効く香りの葉や、水の出てくる木。教えてもらった以外にも、この地に住む原住民の間ではもっと多くの薬が知られおり、中にはガンに効くとまで言われているものまであるのだという。しかし、原住民達からはそれを教えてくれることはない。原住民の間で秘密となっていることなのだ。

ジャングルには他にも色々なものがある。中に蟻が住んでいる木は、叩くとものすごい数の蟻が出てきたり、大きな木の板根を叩くとジャングル中に響き渡る音が鳴り、この音でコミュニケーションを取ることができたりする。

ガイドの大塚さんは昔、ジャガーが獲物を仕留めた後らしい血だらけのジャングルに出くわして、生きた心地がしなかった時のことなども話してくれながらジャングルを探検していった。

突然ガイドの大塚さんが足を止めた。体長2メートルぐらいの蛇が私達の通ろうとした道を横切っていたのだ。蛇が道を横切るのをやり過ごし、更に進むとジャングルが開けてアマゾン川を見渡せる鉄塔台に着いた。ジャングルを一周しホテル近くに戻って来ていたのだ。鉄塔の上から見るアマゾン川はその大きさが実感できないぐらい目の前に広がっていた。静まり返ってたたずむそのアマゾン川はとても大きな湖のようだった。

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真実は小説より奇なり。

マーク・トウェイン

最終更新日 : 2007-08-04サイトマップ連絡先 | © 2006 Travel Around the World in 18 Months.