ブラジル、アマゾン
何年か前、顔見知りのブラジル人がオリジナルということについて、誇り高く語っていた。日本もアメリカもみんな偽物。オリジナルはブラジルにある。果物や動物、そして踊りも全てブラジルがオリジナルだと語っていた。
ブラジル原産の鮮やかな色で彩られた果物は、その色と同じように鮮やかな味がする気がしていた。しかしブラジルの果物は淡くそして優しい味がした
全てのオリジナルがブラジルにあるかどうかという話はさておき、ここではオリジナルというものがどういうものかが何となくわかってきた気がした。様々な色や味、特徴を持って多様性に富んだ生き物というものが、自然が育んだオリジナルだ。
ひとつの色や味、特徴を凝縮してしまい過ぎず、その空間に見合うだけの量がそこにある。それは単なる生態系という視点だけでなく、その場所ができる限りのバランスを持ち、全体で見れば様々な多様性を持つことになり、それぞれの棲み分けができたひとつひとつの種類達が、オリジナルというものを創りあげているように思えた。
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