ブラジル、アマゾン
マナウスは、今、急速に発展を遂げている工業地域だ。フリーポートとして関税を廃し、工業系企業の誘致に成功。経済成長率はサンパウロを越えてブラジルナンバーワン。アマゾン川を大きなタンカーが航行できる為、内陸にあるにも関わらず部品の納入や搬出が可能なことも大きな理由だ。
マナウスは、その昔、ゴム景気により栄えた地域だったのだが、東南アジアによる天然ゴム生産や合成ゴムの登場により一時は大変廃れてしまったとのこと。しかし、現在は工業と観光に力を入れることにより、急速に発展を遂げている。
一方では、マナウスの周辺や、その上流には、緑の地獄と呼ばれるアマゾンのジャングルが広がっていて、地球上に酸素を供給し続けているし、その中では原住民が昔ながらの生活をし、中には食人習慣のある部族も暮らしている。
現在は環境にも力を入れている為、森林伐採などは進んではいないとのこと。工業が発展することは、その地域に住む人々を守ることでもあるし、密猟者などからジャングルを守るレンジャーを配備できることだとも言われている。
はたしてそれは良いことにつながっていくことなのだろうか、それとも悪いことにつながっていってしまうものなのだろうか。結局その問いに答えを見つけられないまま、私達はマナウスを後にした。

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