人と大地の躍動編

ペルー、クスコ

クスコの街並み

ペンション八幡からクスコの街並みを見渡すと、茶色い家々が一面に並んでいる。瓦の色が皆統一されているのだ。なだらかな山がいくつもあるクスコでは、山の斜面にまで家が建てられており、夜になると灯る家の明かりが幻想的に浮かび上がる。

クスコの中心にはアルマス広場という場所があり、この広場を中心として街が広がっている。スペイン人が街をつくる時には、まずアルマス広場をつくって街づくりを始めたとのことだ。このアルマス広場にはいつも人が集まっていて賑やかだ。

そんなアルマス広場の周りを散歩すると、すぐにツアーの勧誘やレストランの紹介、タクシー運転手が声をかけてくる。最初は面倒だと思っていたのだが、“ノ・グラシアス”と言うとすぐに退いてくれるし、タクシーをつかまえたい時にはとても楽だ。

街のあちこちで派手な民族衣装をまとった女性をよく見かける。そのほとんどが写真を撮らせてチップをもらうという人達だ。だがそうではなく、地味な民族衣装をまとって道端に両足を広げて座り込み、黙々と編物を続けるおばあちゃんを見かける。そんなおばあちゃんを見かけると、インカの末裔ケチュアの人々が未だ残っているということに、なんだかうれしい気持ちになった。

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真実は小説より奇なり。

マーク・トウェイン

最終更新日 : 2007-08-28サイトマップ連絡先 | © 2006 Travel Around the World in 18 Months.