人と大地の躍動編

ペルー、プーノ

チチカカ湖

チチカカ湖はペルーとボリビアの間に存在する。世界一高い場所にあるいわれている湖であり、その面積は約8562平方キロメートルと琵琶湖の約12倍という大きな湖だ。

近年、環境汚染が問題視されているこの湖は、インカ帝国初代皇帝マンコ・カパックが降臨したという伝説が残っており、聖なる湖とされている。この湖にはタキーレ島という葦を束ねて作られた島が浮かんでいて、その上で暮らしている人々がいる。彼らはやはり葦で作ったバルサ船と呼ばれる船でチチカカ湖上を行き来している

このバルサ船には面白いエピソードがある。トール・ヘイエルダールというノルウェーの学者が、タヒチやイースター島のポリネシア人の起源は南米にあるという学説を発表した。しかし学会の反応は冷たく誰も彼の学説に耳を傾けようとしない。そこで彼は自らの学説を証明する為ペルーからタヒチまでバルサ船で航海し、そして成功させたのだ。

この時使われたバルサ船はノルウェーのオスロー博物館に保管されており、この航海をまとめた「コンチキ号漂流記」という本が出版されている。コンチキとはビラコチャと呼ばれる救世主の別名で、言い伝えではマンコ・カパックと共にインカ帝国を築く際にいた「白い人」だったされている

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真実は小説より奇なり。

マーク・トウェイン

最終更新日 : 2007-12-17サイトマップ連絡先 | © 2006 Travel Around the World in 18 Months.