人と大地の躍動編

ペルー、プーノ

手編み物

「このマフラーは10ソーレスでいいよ」街を歩いていると手織物を持ったおばあちゃんが話し掛けてくる。プーノには安くて良い手織物がいっぱいある。

耳あてのついた帽子や長いふかふかの靴下、シックなトラディショナルパターンの刻まれたマフラーや手袋、そして指人形にはライオンやジャガーのような動物だけでなくスパイダーマンなどもある。標高が高いプーノでは寒い土地柄か、昔からの伝統的な手織物を多く見ることができる。赤、青、黄色、緑、茶色、白、黒。様々な色で細かく編まれていて見るだけでも楽しい。

街を少し歩くと、手編み物を売っているお店がいっぱいある。ひとつの建物に小さなお店がいくつか集まった総合店舗のようなところでは、同じようなものがいっぱい売っているので比較がしやすい。おばちゃんが店番をしながら編物をしているので、どのおばちゃんが作った人の顔がわかるのもうれしい。やっぱり作り手によって得意分野があるらしく、同じ柄で同じ形を作っているにも関わらず、ここのお店の帽子はイマイチなのだが、靴下はとてもイイなんてこともある。

街の小さな道路には編物の露店が並んでいて、それぞれに少しずつ特色の違う手織物が売っていて値段も安い。街を歩いていると声をかけてくるおばちゃんも大体内容は同じだ。中にはとても質の良いものもあるので、吟味して買うことができれば安くて良いものが買える。

少し高級な店構えを持つお店では、値段は高めだがその値段に見合うだけの良いものが売っている。高めと言っても露店の倍まではいかないものがほとんどなので、露店のマフラーを二つ買うよりも、こういうお店でひとつだけ買う方が良い場合もある。

どのお店にも共通することは、値段がついていないので毎回聞く必要がある反面、値引交渉も可能だ。これは少し高級な店構えのお店でも同じなのも面白い。

色々なお店を見てまわっていると質の良いものとそうでないものがあるのが段々わかってくる。そこまでわかってから買い物をするととても楽しい。

← ひとつ前に戻る

51/65

次のページを読む →

真実は小説より奇なり。

マーク・トウェイン

最終更新日 : 2007-12-17サイトマップ連絡先 | © 2006 Travel Around the World in 18 Months.