人と大地の躍動編

ペルー、プーノ

ウロス島とタキーレ島

チチカカ湖上に浮かぶ島、ウロス島とタキーレ島へ行くツアーへ参加した。ツアーは宿泊先の宿で前日に手配し、朝は宿前からバスでピックアップしてもらい出発。

チチカカ湖畔からはボートに乗って行く。ウロス島までの距離は地図で確認するとほんの数キロのはずなのだがボートはゆっくりと進むので意外と時間がかかる。

ウロス島は葦で作られた人工の島で、束ねた葦をいくつも更に束ねて島のようにし、人が乗っても沈まないようにしている。今はどうなのか知らないが、もともと湖の上に住んでいる為に税金が徴収されなかったとのことだ。

このウロス島は、島というよりかは大きな船のようなところで、沈みそうではないが湖の波にあわせて少し揺れている。島の上には、これまた葦で作られた倉庫のような家があり、電気もひかれていてテレビも見ることができるとのことだった。

この島に住んでいる人には悪いがとても住む気にはなれない。まるで避難生活をしているような生活に思えてしまった。

ウロス島を後にするとタキーレ島まで再度ボートの旅だ。相変わらずゆっくり進むボートに揺られながらうとうとしていると、いつの間にかタキーレ島に到着。ボートを降りるとそこから島の中心部までは上り坂だ。暑い日差しに負けないようゆっくり島の中心部まで行くと広場のような場所に出る。そこで思いがけない人物と再会した。マヌー国立公園のツアーへ一緒に参加したフランクとマリアだった。

彼らは別のツアーでこのタキーレ島に来たとのこと。思いもかけない再会を喜ぶ。しばらくすると彼らはツアーガイドと共に昼食に出かけていった。

タキーレ島は手織物が有名な島で、カラフルな衣装を着た人々が模様になっている手袋や、モザイクのように色がちりばめられたコカの葉入れがある。やはりこの島の人々にとってもコカの葉は大事なもので、コカの葉を周りの人に分ける風習があるとのことだ。それは、たとえ相手がコカの葉を持っていたとしても分けるものらしい。

また、この島の人々はほとんどの人が頭に帽子か布をかぶっていて、その種類によって独身か既婚かが分かるとのことだ。実際、道端で出会った子供達でも黒い帽子や布を頭にかぶっていた。

編むのは男性の仕事とのこと。島の中心には手工芸品がまとめて売られている場所があり、そこで売られているものを見てみると、他の街で作られているものよりも強く編みこまれているのだろう。かなりしっかりとした作りになっているし、デザインも独特でカワイイものが多いのでとても良いものが置いてある。

タキーレ島の広場近くの食堂で昼食を済ませてからは、ツアーの関係上すぐにタキーレ島を後にしなければならなかった。おみやげ物を買う時間は実質10分程しかなかったことが少し不満に思った。今度はツアーを利用せず個人で来よう。

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真実は小説より奇なり。

マーク・トウェイン

最終更新日 : 2007-12-17サイトマップ連絡先 | © 2006 Travel Around the World in 18 Months.