人と大地の躍動編

ペルー、リマ

天野博物館

ペルーはブラジルと並んで日本との馴染みが深い国だ。ペルーは日本人の移民が行なわれた国のひとつであり、アルベルト・フジモリ元大統領も日系人。1996年12月〜1997年4月までの在ペルー日本大使公邸占拠事件、そしてこの天野博物館も日本との馴染みを深くしているひとつだ。

天野博物館はチャンカイ文化を中心についてプレインカ時代の出土品を展示してあるのだが、その入館料がなんと無料。そしてこの博物館は完全予約制なのだが、その分プレインカの歴史を日本語でガイドしながら説明してくれるのでとてもうれしい。

展示された出土品の色は鮮やかではないのだが、そのユニークな造形やモチーフはとても面白い。織物については見ていて楽しくなるような絵柄のものが多く、楽しみながら作られたという印象を受ける。

天野芳太郎氏は、実業家で私財を投じてこの博物館を設立した。チャンカイ河谷に興味を抱く考古学者がいない時代から仕事の傍ら発掘や採集を行い、優れた文化がチャンカイに存在することを発見した人とのこと。出土品ひとつひとつに天野氏の想いを感じずにはおられない。

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真実は小説より奇なり。

マーク・トウェイン

最終更新日 : 2007-12-17サイトマップ連絡先 | © 2006 Travel Around the World in 18 Months.