出会いそして別れ編

メキシコ、オアハカ

オアハカへの道中

メキシコシティーのバスターミナルは大きい。どこにオアハカ行きのバスがいるのかわからない。バスチケットはインターネットで予約していた為、このバスターミナルに来たのははじめてだった。重い荷物を持ったまま歩くにはとても広い。バスターミナルの従業員らしき人に何度も聞いてようやく目的のバスに乗り込んだ。

バスは快適にメキシコの荒涼とした大地を走る。窓から見えるのはサボテンと砂と岩山。この乾燥と太陽の強さを感じると日本は湿潤で緑に恵まれた土地なのだとあらためて感じる。

バスの中では映画が流れる。一本目はアクション映画、二本目はコメディーだ。三本目は…おやっ、どこかで見たことのあるような映画だ。んっ、これは南極物語だ。

ハリウッド版の南極物語なのだが内容がわかっているだけに英語字幕が読めなくても大体内容がわかる。どれがタロでどれがジロだ。ああ置き去りにされちゃった。ああ危ない!

犬の演技に感心しながら思わず手に汗にぎって映画を見る。そして映画がラスト近くになってきた時、バスは市街地に入ってきた。バスよもっとゆっくり走って。まだ映画は終わってないぞ。

そして迎えたラストシーン。あぁよかったと胸をなでおろした。なんとか無事映画が終わるまでオアハカに着かなかった。

…あれ、なにか間違ってない?

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為すに任せよ、行くに任せよ。

自由主義者のことば

最終更新日 : 2008-02-10サイトマップ連絡先 | © 2006 Travel Around the World in 18 Months.