出会いそして別れ編

メキシコ、オアハカ

サーチラ

オアハカからローカルバスで40分。オアハカ郊外にあるサーチラという街にたどり着いた。ここは近郊の原住民が多く住んでいる。そして今日は木曜日なので市場がたっているのだ。市場は街の中心にあり、様々な露店が出ている。

市場の一番手前にはエプロンの露店が並んでいる。白い生地に鮮やかな刺繍が施されたエプロンがかかっている。売り子のおばちゃん達はおなじようだが、少しだけ粗末に見えるエプロンをしている。

少し奥に入ると食料品の露店が並ぶ。ひとつひとつ色の赤さの度合いが全く違うトマト、恐竜の卵みたいな瓜、何かよくわからない肉の塊、籠の中に入った鶏達、その隣で作られているタコス。

そしてその周りで寝ている犬達。お店のおじさん達は、ふらふらとお店に近づいてくる犬を棒で追い払う。

更に奥へ行くと、日用品の露店が並んでいる。サンダルからオモチャ、服からタンスまであらゆるものが売られている。ここまで来ると伝統的なものはなく、ガラクタ市のような様相を呈している。

サーチラには遺跡もある。ピラミッドの形が描かれた標識を辿っていくと、金網で仕切られた場所にひっそりとその遺跡が姿を現した。

核シェルターの入り口のように、垂直に穴を降りて行く。中には石室がありその壁には石で作られた壁画がある。石室の入り口にはふくろうのような鳥、正面には人がうつ伏せになっている壁画、左右には石室の入り口側を向いて立っている人がそれぞれ二人ずつ描かれている。

穴を出るとその先には丘が広がっている。この丘も遺跡の一部となっているのだが、今はその面影はなくただ近郊の街が広く見渡せる丘となっていた。

中心部に戻ると市の終了時間らしく、おばちゃん達は露店をどんどん片付け出していった。その人々の流れに紛れ、私達もサーチラの街を後にした。

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為すに任せよ、行くに任せよ。

自由主義者のことば

最終更新日 : 2008-02-10サイトマップ連絡先 | © 2006 Travel Around the World in 18 Months.