出会いそして別れ編

メキシコ、オアハカ

モンテ・アルバン

オアハカ近郊にあるモンテ・アルバンという大規模な遺跡がある。紀元前500年頃から紀元後1500年頃まで続いた考古遺跡で世界遺産に登録されている。盆地の中の小高い丘の上に築かれていて、飲料水の確保に向かない地形であったにも関わらず、最盛期には約17000人が遺跡内に住んでいたと推定されている。

同名の缶コーヒーは、メキシコ産のモンテ・アルバンというコーヒー豆を使っているとのことなのだが、飲んだことはない。この缶コーヒーによって日本でも親しみのあるモンテ・アルバンに、連れていっていただいた。あっちゃんと旦那さんのロナルドさん、そして私達二人、そして犬のペルチン。しかし、ペルチンは遺跡の中には入れず前でお留守番となってしまった。ペルチン待ってろよ

遺跡に入ると想像以上に広い。ひとつの儀式村がそのまま保存されているように雄大な広さだ。

遺跡の中にはいくつもの建造物があり、それぞれしっかりとした石の階段、石組みの壁。石切技術としては精巧なわけではないのだが、いくつもの大型建造物が並ぶこの遺跡には、多くの人々が暮らしていた情景が見える。とても何千年も前のものだとは思えない。

遺跡の中央には広場があり、天文台と呼ばれる建造物は、他の建造物とは向きが異なり、方角が45度ずれて建てられている。明らかに何らかの意図で造られた建物で、その意図を想像するのも面白い。

この遺跡は、昔から地元の人々によって存在を知られていたそうだ。だが、その存在を地元の人々が他の人々に教えなかったため、現在でも破壊を免れて残っているとのこと。もし知られていたらこのようにはっきりとした形では残ってはいなかったのだろう。

遺跡では日陰になるところが少なく、メキシコの強い陽射しが照りつける。

この暑さの中ペルチンは本当に大丈夫か? 今更ながら早足でモンテ・アルバンを後にする。「ペルチンただいま。」ペルチンは、しっぽを振って出迎えてくれた。ご主人様が帰ってきてすこぶる元気だ。良かった。

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為すに任せよ、行くに任せよ。

自由主義者のことば

最終更新日 : 2008-02-10サイトマップ連絡先 | © 2006 Travel Around the World in 18 Months.