眠れぬ日々編

エジプト、カイロ

ビールの注ぎ方

「エジプトのビールと言えばステラビールでしょ。」と言うほど、有名なこのビールは、日本のビールに近い味。エジプトは、イスラム教の国とはいえ、外国人も多いカイロではビールがよく飲まれている。暑いエジプトで飲むビールは砂漠で見つけたオアシスのようだ。

数あるお酒の中でも、ビールは注ぎ方によって味が変わるお酒。せっかくビールを飲むのなら美味しく飲みたいじゃないか。というわけで、今日はそれぞれのビールに適した美味しい注ぎ方について語ってきたい。

よく冷えたステラビールは、グラスに勢い良く注ぐ。泡が必要以上にたたないステラビールは、味がなめらかになりすっきりとして飲みやすくなる。

気をつけるポイントは、勢いよく注ぎ込まれる場所を、グラスの側面にするということだけ。サッカーラビールも注ぎ方は同じで問題がなかった。

ルクソールビールは、いくつかのラインナップがあるが、一番美味しいと思われるヴァイツェンについて、考えていきたい。

注ぎ始めは、グラスを出来るだけ注ぎ口と平行に保ち、ゆっくりと注ぎ始める。グラスが満たされていく量にあわせて、ゆっくりとグラスを垂直に戻して行き、そのグラスの傾きにあわせて注ぎ口も傾けて行く。

注ぎ口は、グラスに対して少しだけ角度をとり、注がれるビールがグラスの中で渦を巻くように、角度をゆっくり調整する。

なぜ、こんなに注ぎ方が違うのかという疑問が浮かんだのではないのだろうか。至極もっともな疑問である。

なぜなら、ビールの種類が全く違うからこんなに注ぎ方が違うのだ。

ステラビールとサッカーラビールは、ラガービールと呼ばれる下面発酵のビールで、低温で発酵を行なうすっきりとした味が特徴のビール。日本で発売されているビールのほとんどがこれ。

対して、ルクソールビールのヴァイツェンは、エールビールと呼ばれる上面発酵のビール。このビールは、常温で発酵を行なうので、一般的に香りとコクに特徴のあるビールだ。日本で知られているビールでは、ギネスビールや銀河高原ビールがこれにあたる。

暑い昼間はすっきりとしたステラビール。涼しくなる夜は香り高いルクソールビールのヴァイツェン。そんな飲み分けが楽しいカイロのビールを、注ぎ方によって、より美味しく堪能してみませんか。

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最終更新日 : 2008-02-18サイトマップ連絡先 | © 2006 Travel Around the World in 18 Months.