宿にはいろんなカタチがある
オーナーの愛が感じられる宿
せっかく旅に来ているのだから、オーナーの愛が感じられる宿に泊まりたいといつも願っています。そんな視点から、泊まってきた宿とお部屋をレポートします。
ページ内目次
- 宿と部屋を語る
- 宿を見るときのチェックポイント
- マークで見るおすすめの宿
おすすめの宿/心温まる宿
- サブレットのすすめ
サブレット(Sublet)とは/お互いの距離感を大切に
- そして、宿も客を選ぶ。
宿と部屋を語る
旅が長くなるにつれ、自分たち好みの宿に泊まると、疲れが取れるのが早いことに気がつきました。
たとえば、
- 清潔なシャワールームがあれば、暑さ・寒さからくる疲れもサーっとひく。
- 窓から明るい日差しが差し込むお部屋なら、自然と早起き。
- デスクのあるお部屋だと旅の日記も、日々使うお金の計算もすんなり進む。
結果、疲れ知らず!旅の効率もアップ!
そして欲を言えば、その土地ならではの雰囲気にあふれた宿ならば、寛いだり、眠ったりする時間もステキな旅になる。
どんな環境も楽しい旅に変えてしまうだけの体力に欠け(とほほ)、だからこそ、宿探しの目が光る(キラリ)、 そんな視点の宿泊記録です。
宿を見るときのチェックポイント
大切にしている6点です。
1. 清潔感 | お掃除が行き届いているか…これは清潔度。清潔感は、清潔な上で“清潔に見えるか” ということ。 例えば、修繕の行き届いた建物と内部、シミのないシーツ、など。清潔感から、オーナーさんの宿への愛情が垣間見える…と思っています。 室内に清潔感があっても、バスルームに無い場合、このポイントについては語りません。 |
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2. 土地らしさ | 歴史を感じさせるコロニアルスタイルの建物や、風土を感じさせるかやぶきの民家…そしてインテリアにまでセンス良く土地の香りが感じられたら最高!部屋に居たって、いい旅・夢気分。 旅心を満たしてくれるのは、こういった演出。重要ポイントです。 |
3. こじんまり | 寛いだ時間を宿の方や滞在者と共有しやすいのが“こじんまり”サイズだと思います。 20部屋以下というところでしょうか。 サイズがこじんまりでも、特筆すべきことがない場合にはこのポイントについては語りません。 |
4. Wi-Fi接続 | 私たちはラップトップコンピューターを各自1台づつ持参しているので、Wi-Fi (ワイヤレスインターネット接続) ができると嬉しい。地元情報の収集、宿の予約、ウェブサイトやブログの更新にお役立ち。 |
5. バスタブ | 体と心の疲れを同時にほぐす。出合えたらかなりラッキー。 |
6. お値打ち | すべての条件が満たされても、ブティックホテルや高級ホテルじゃあバックパッカーの名が廃る…1日の滞在予算より半分以下が条件。宿の方に思わず頭を下げてしまう、というお値打ち感がポイント。 |
感想と合わせ、楽しみながら参考にしていただければ幸いです。
マークで見るおすすめの宿
おすすめの宿

宿の方の努力に感服。設備も土地らしさも充分で、どなたにでもおすすめできる宿にはこちらの 「Highly Recommend」 アイコンをつけました。
心温まる宿

条件がそろっているから良い宿だ…というわけでもないのがおもしろいところ。インターネットの設備がないからこそ、宿の方や旅行者とたくさんおしゃべりする時間が持てたり、 読書、お昼寝、日光浴を心ゆくまで楽しめた…ということもある。
「とっても居心地良かったね」
そんな心温まる宿にはこちらの 「Heart Warming」 アイコンを入れました。
サブレットのすすめ
サブレット(sublet ) とは
借り主が不在時の部屋または空き部屋を、第三者に賃貸することをサブレットという。
家賃が高い大都市では、このような形態での宿泊ができる場合が多い。実際、私たちはニューヨークとパリでサブレットを利用し、お得に楽しく滞在することができた。
サブレットの多くは、ウェブサイト上でそれぞれの都市別情報掲示板に掲載されている。物価の高い国では、このような宿泊方法もあるので覚えておきたい。
- サイト内リンク
- 北アメリカの宿:アメリカ
- ヨーロッパの宿:フランス
- 関連リンク
- ニューヨーク生活情報
- パリ生活情報
お互いの距離感を大切に
空き部屋を借りる場合、通常の宿と異なり、一時的な同居人であるという側面を持ち合わせている。
宿泊施設の提供者と宿泊客という関係ではあるが、部屋を借りている知人の家に、泊まらせていただいているような感覚もある。
そのどちらの側面も忘れないように、お互いの距離感を大切にしたい。
そして、宿も客を選ぶ。
どの宿に泊まろうかと選ぶのは、旅行者である私たちなのだが、宿には宿側のルールがあり、宿も宿泊客を選んでいる。
宿のオーナーは、世界中から訪れる宿泊客を毎日のように見ているプロフェッショナルで、宿泊客の人となりをよく観察している。トラブルになりそうなお客の宿泊をさり気なく断るケースも見てきた。
私たちが宿を選ぶのと同じように、宿も宿泊客を選んでいることを知っておきたい。